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ゴジラ2000 ミレニアム 2014/08/04 放送

1999年 東宝(日本)

2014-08-04.jpg

監督 大河原孝夫    
出演 村田雄浩 阿部寛 西田尚美 佐野史郎 西村雅彦 鈴木麻由 中原丈雄 ほか

観ました

今日観たのは、「新作『GODZILLA ゴジラ』公開記念ゴジラ特集!!』と題しまして、8月4日放送『ゴジラ2000 ミレニアム』です。

ゴジラとは、もちろんみなさんご存知のことと思いますが、東宝が1954年に作った特撮怪獣映画シリーズの名称で、その中に登場する怪獣の名称でもあります。

ここで『ゴジラ』シリーズの変遷を書いておきましょう。

《昭和ゴジラシリーズ》
1954年 『ゴジラ』
1955年 『ゴジラの逆襲』
1962年 『キングコング対ゴジラ』
1964年 『モスラ対ゴジラ』
1964年 『三大怪獣 地球最大の決戦』
1965年 『怪獣大戦争』
1966年 『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の第決闘』
1967年 『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』
1968年 『怪獣総進撃』
1969年 『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』
1971年 『ゴジラ対ヘドラ』
1972年 『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』
1973年 『ゴジラ対メガロ』
1974年 『ゴジラ対メカゴジラ』
1975年 『メカゴジラの逆襲』
《平成ゴジラシリーズ(vsシリーズ)》
1984年 『ゴジラ』
1989年 『ゴジラvsビオランテ』
1991年 『ゴジラvsキングギドラ』
1992年 『ゴジラvsモスラ』
1993年 『ゴジラvsメカゴジラ』
1994年 『ゴジラvsスペースゴジラ』
1995年 『ゴジラvsデストロイア』
・1998年 『GODZILLA』(ハリウッド版ゴジラ)
《ミレニアムシリーズ》
1999年 『ゴジラ2000 ミレニアム』
2000年 『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』
2001年 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』
2002年 『ゴジラ×メカゴジラ』
2003年 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
2004年 『ゴジラ FINAL WARS』
・2014年 『GODZILLA ゴジラ』(ハリウッド版最新作)

以上、国内版28作品です。

こんなに続いているのは、『フーテンの寅さん』シリーズくらいなものではないでしょうかねぇ。

本作は、監督が大河原孝夫で、『超少女REIKO』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラvsメカゴジラ』、『ヤマトタケル』、『ゴジラvsデストロイア』、『誘拐』などがあります。

本作は《ミレニアムシリーズ》の初回作であり、そこから始まる新シリーズの幕開けとなった記念作でもあります。

あらすじ
ゴジラが根室に出現した。ゴジラ予知ネットワークを主宰する篠田雄二とその娘イオ、それと雑誌記者の一ノ瀬由紀は、間近でゴジラを見る。ゴジラは人間の発電所などを狙って現れるようだった。一方、日本海溝で強い磁力を帯びた岩塊が発見され、新しいエネルギー源になると期待されたが、深海探査船の光を浴びた途端、自力で浮上し、海上で陽が昇るのに合わせて角度を変え、突然飛翔してしまう。一報ゴジラは海中を南下し、東海村の原子力発電所を狙う危険が高まり、危機管理情報局局長片桐光男を中心に、爆発ではなく貫通を目的としたフルメタルミサイルでゴジラを倒そうとする。自衛隊とゴジラの先頭のさなか、飛翔した岩塊がゴジラに攻撃を始める。

主役でゴジラ予知ネットワークという民間営利団体を主宰する篠田雄二役には、ゴジラシリーズでは初の主役であり、他にも脇を含めて計5作品に出演している村田雄浩です。

正直、彼が主役でもつのかなぁという印象はありましたが、意外といけましたね。

雑誌記者の一ノ瀬由紀役には、矢口史靖監督作には常連の西田尚美です。

nisidanaomi.jpg ← 西田尚美

彼女が出演しているということで、ちょっとコミカルな感じになっているのかなぁと思いましたが、深津絵里ばりのショートカットで、見事にシリアスな役柄を演じていました。

そして篠田雄二の娘イオ役に、子役の鈴木麻由ちゃんです。
彼女は今作と、数本のテレビ番組に出演していましたが、現在は引退しています。

危機管理情報局局長の片桐光男役には、今や押しも押されもせぬトップスターである阿部寛です。

実は今作が公開されるちょっと前の1995年くらいまでは完全に干されていたのですが、徐々に仕事が入るようになり、今作後の2000年に仲間由紀恵と共演したテレビドラマ『TRICK』がヒットし、続けて2001年に木村拓哉主演の『HERO』も大ヒットします。
それからは出演するドラマも映画もヒットし、最近では『麒麟の翼~劇場版・新参者~』や『テルマエ・ロマエ』などに出演しています。

今作では、たしかにまだ固さが残る演技ではありますが、売れる俳優が持つオーラを身に着けつつあるようでした。

もうひとり、危機管理情報局で篠田とは大学で共に研究をしていた宮坂四郎役に、佐野史郎です。

彼はテレビドラマ『ずっとあなたが好きだった』の桂田冬彦役が一世を風靡し、それからは正統派演技から知的ながらも狂気を宿した演技や、軽い感じのコミカルな演技まで幅広くこなす、マルチプレイヤーとなりました。

実は、この人、俺の奥さんと同じ高校出身で、この人の妹と俺の奥さんが同級生で仲良しだったそうです。
どうでもいいですね。

さて、俺は何を隠そう、ゴジラシリーズを真剣に観たことがありません(笑)

『ガメラ』はなんとなく覚えているのですが、『ゴジラ』はまったく観た覚えがないんですねぇ。
そのくせ自分の名前を「きんぐぎどら」にしているんです(笑)

しかし、よくゴジラの容姿が話題になっているのは耳にしています。
今作のゴジラはどうだったんですかねぇ。
前作をよく知らないので断言はできませんが、「背びれ(?)って、あんなにデカかったっけ」というのが俺の印象です。
あと、「目がでかすぎ」とか、「口の中が作りものっぽかった」くらいでしょうか。

でもね、実は俺は《平成ゴジラシリーズ》と《ミレニアムシリーズ》については、あまり評価していないんですよね。

観てなくて評価もへったくれもあるかというお叱りの声が聞こえそうなんですが、正直《平成ゴジラシリーズ》からは、観る気も失せるくらいの印象しか持っていません。

《昭和ゴジラシリーズ》と《平成ゴジラシリーズ》や《ミレニアムシリーズ》ではどこに差があるでしょう。

それはずばり「子ども向け」か「大人向け」かという部分です。

正直『ゴジラ』の映画なんて、今でいう「クレヨンしんちゃん」や「プリキュア」なんかと同じで、子ども向け以外には考えられない映画だと思います。
だから、子ども向けに作った『ゴジラ』はそれなりに評価するのですが、その『ゴジラ』を懐かしんで、当時は子どもだったけれど、それが大人になって「あの頃のゴジラをもう一度」と思って作った大人向けゴジラは、設定や武器、周りの人間模様などに凝り過ぎていて、それでいながら「怪獣」が出てくるんですから、はっきり言って白けてしまいます。

今作だって、編集が雑で、話やカットが飛んでいるのはわざとなのかと疑ったほどだし、脚本だって後半になればなるほど話がかみ合わないし、俳優の目線なんかもまったく合っていないのに、「ゴジラはみんなの心の中にいる」なんて哲学的な言葉を使ったりと、はっきりいうと白けてしまいました。

そもそもCGで飛ばした未確認飛行物体だけ画面から浮いていたし、ミサイルの弾道も作り物だし、そもそもなぜあの未確認飛行物体が日本の電子機器を乗っ取って〝日本語"で検索して、最後に〝millenium"って自己紹介したのかもわかりませんでしたし、光エネルギーでどうやって宇宙を飛んできたのかも不明でした。

そういうところを徹底するなら徹底して、CGも着ぐるみも完成度を高くして、脚本も細部まで検討するなら話は別です。
きっと世界的な大ヒット・パニックムービーが出来上がっていたことでしょう。

そんな中、唯一感心したのは、何十分の一かは知りませんが、東京・新宿の正確なジオラマです。
CG全盛の時代に、あの精度の高いミニチュアは、まさに円谷プロの底力を見せたなぁと思いましたね。

こういう風に大人が頭をひねくって作ったゴジラではなく、子どもむけの単純なゴジラを観たいんだけどなぁ。


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