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網走番外地 吹雪の斗争 2013/06/26 放送

1967年 東映(日本)

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監督 石井輝男 
出演 高倉健 菅原文太 谷隼人 石橋蓮司 宮園純子 梅宮辰夫 安藤昇 ほか

観ました

俺は絵が、というよりはマンガを描くのが得意です。
ストーリーは無しの、「マンガの似顔絵」とでもいうのでしょうか、イラストに毛の生えた程度のものですが、けっこう上手だと思います。
先日、うちの長女に「黒○のバス○」の主人公、二女には「ト○とジェ○ー」のネコのほうを描いてあげました。

まぁ、喜んだかどうかは微妙なところですが。

ということで、「高倉健さん特集」の最終日の6月26日、『網走番外地』シリーズの第10作目にあたる、『網走番外地 吹雪の斗争』を観ました。

あらすじ
敗戦直後の網走刑務所に新入りとしては入ってきた橘真一は、同房の蝮やイタチの政、そして牢名主のデカ虎による新入りイジメを逆手にとり、新しい牢名主の座に就く。だが森林伐採の作業中に蝮たちの謀略により、橘は懲罰房に送られる。そこに先に入っていた外国人マルコフの死に便乗し、橘は脱獄に成功する。北の果てノシャップに来た橘は、ある店の用心棒たちと大立ち回りを演じるが、轟という男に助けられる。 

今作では『網走番外地』の名前通り、刑務所のなかでの生活が前半で描かれています。

そこで共演するのが蝮役の菅原文太です。
彼はまだ売出し中のときに、今作に出演しますが、その後、1971年に『懲役太郎 まむしの兄弟』に主演し、そして1973年に『仁義なき戦い』シリーズ、1975年には『トラック野郎』シリーズと、次々にヒットシリーズを連発し、大スターになります。

他には『不良番長』シリーズや『仁義なき戦い』シリーズなどでおなじみの梅宮辰夫が、憎めないワル・マサ役を演じていますし、宮園純子と中谷一郎が夫婦役を演じており、この二人は後に水戸黄門での「霞のお新」と「風車の弥七」夫婦を演じていて、俺としては何か懐かしいものを感じましたね。

そしてクールなヤクザである轟役を、自身も元ヤクザという異色の経歴の持ち主である安藤昇が演じています。
彼は本物のヤクザで、安藤組という組まで持っていました。
現役の頃には、彼をはじめ組の人々には面白い逸話や武勇伝などが数多くあるらしいのですが、今回は省きます。

俺は何作か彼の作品を観ていますが、彼の主演作は話の筋が面白く、よくできているように思いましたが、あまり演技が上手いとは言えず、主演以外の作品はあまり面白くはありませんでした。
しかし、本物の持つ迫力は別次元の凄みを感じさせます。

話の筋としてはまあまあなのですが、網走刑務所でのエピソードと、ノシャップでのエピソードにつながりが全くないのが残念でしたね。
刑務所を出た蝮をもう一回出してきても面白かったと思います。

あと、「ジャパニーズ西部劇」と銘打った映画らしく、社長が創業記念パーティで挨拶の代わりに拳銃をぶっぱなすとか、強盗が押し入っても、社長の配下が追うだけで、警察はまったく介入しないなど、戦後すぐとは言っても、あきれるほどのリアリティの無さでした。

路子の指に昔橘があげた指輪があるのはわかるのですが、連れ去られた路子が手袋をしていて、その上に指輪をしていたのには笑ってしまいました。

今作から、高倉健の名が売れるにしたがって、橘真一が「ワルの中にも筋が一本通っている奴」から「無実の罪で囚人にされた男」に変わりはじめて、正直がっかりでした。
そういうエピソードを入れようとして話をこじらせるから、前半と後半がぶった切れた作品になり、話の筋も、誰かの演技でわかるのではなく、誰かの会話で全てがわかるという悪い流れになってしまいました。

こうなると、年に3本という早撮りの悪影響と言えるでしょう。

有名なシリーズですが、本当に観られる映画になっているのは、数本だけのようです。



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